公益財団法人日本ボールルームダンス連盟

規約規定

審査員規定

第1章 総則

目 的

第1条

この規定は、寄附行為施行規則第15条第1項の規定に基づき、連盟が主催(共催を含む。以下同じ。)又は公認するボールルーム・ダンス競技会(以下「競技会」という。)の審査員となるべき者の資格及び審査員の指名等に関し必要な事項を定める。

競技会の審査

第2条

  1. 連盟が主催又は公認する競技会の審査は、この規定に定める審査員(以下「公認審査員」という。)の資格を有する者でなければ、原則として行うことができない。
  2. 連盟が審査員の派遣の依頼を受けた競技会の審査についても、前項と同様とする。
  3. 海外から招聘する審査員は、当該国の資格を所持することを有する。
  4. 現役選手はプロの競技会を審査することは、原則としてできない。
  5. 商業2級以上の資格を持つ現役プロ選手は、各総局の審査委員会の承認を得て支局、加盟団体、その他、連盟が公認するアマ競技会の審査員となることができる。

審査員の指名

第3条

  1. 前条の競技会の審査員及び審査員長は、公認審査員名簿に登載された審査員となるべき者の中から、競技会ごとにその種類、性格等に応じ、予め定められたルールに基づき全国審査委員会が指名する。
  2. 全国審査委員会は、総局又は支局が主催又は公認する競技会の審査員及び審査員長の指名について、総局又は支局に置かれる審査委員会に、業務を委嘱することができる。

総局審査委員会

第4条

  1. 各総局にそれぞれ総局審査委員会を置く。
  2. 総局審査委員会は、所属する公認審査員の指導及び管理にあたるとともに、全国審査委員会の職務を分掌する。
  3. 総局審査委員会は、総局審査員規定(以下「総局規定」という。)を作成し、全国審査委員会と資格審議委員会の承認を経て運用する。

支局審査委員会

第5条

  1. 支局に支局審査委員会を置くことができる。
  2. 支局審査委員会については前条第2項の規定を準用する。
  3. 支局審査委員会は、支局審査委員会規定を作成し、総局審査委員会の承認を得て、運用する。

公認審査員の種類

第6条

公認審査員の種類は、次のとおりとする。

  1. アマチュア公認審査員
    1. アマA級公認審査員
    2. アマB級公認審査員
    3. アマC級公認審査員
  2. プロファッショナル公認審査員
    1. プロA級公認審査員
    2. プロB級公認審査員
    3. プロC級公認審査員
  3. 各総局は、総局規定に基づき、前各号の各級を二つ又は三つに細分化することができる。

公認審査員の認定基準

第7条

公認審査員となるべき者は、次の各号に定める資格基準を充たした正会員であることを要する。

  1. アマA級公認審査員 競技実績認定規定により全国審査委員会の承認を得た者
  2. アマB級公認審査員 競技実績認定規定又は総局規定により総局審査委員会の承認を得た者
  3. アマC級公認審査員 総局又は支局の規定により認定された者
  4. プロA級公認審査員 競技実績認定規定又は総局及び全国審査委員会の承認を得た者
  5. プロB級公認審査員 競技実績認定規定又は総局規定により総局審査委員会の承認を得た者
  6. プロC級公認審査員 総局又は支局の規定により認定された者

公認審査員の権能

第8条

  1. 公認審査員は、次の職務を行うことができる。
    1. アマA級公認審査員

      連盟が主催又は公認するアマチュアの全日本級または国際的競技会の審査又は総局級選手権の審査

    2. アマB級公認審査員

      連盟が主催又は公認するアマチュア・ノービス級などの競技会の審査

    3. アマC級公認審査員

      連盟の支局又は加盟団体、並びに社会人連盟、学生連盟が主催し、連盟が公認する競技会の審査

    4. プロA級公認審査員

      アマチュア及びプロの全日本級もしくは国際級競技会の審査

    5. プロB級公認審査員

      総局が主催するアマチュア又はプロの選手権又は競技会の審査

    6. プロC級公認審査員

      アマチュア又はプロの支局・加盟団体、その他、連盟が公認又は認定する競技会の審査

  2. 上位級の公認審査員は下位級の競技会の審査員としての職務を行うことができる。

第2章 審査員の認定

公認審査員の認定

第9条

  1. 公認審査員となるべき者は、その者が所属する支局および総局審査委員会の推薦により、全国審査委員会及び資格審議委員会の審議と、常務理事会の承認を経て会長が認定する。
  2. 認定を受けようとする者は、所定の認定申込書を所属する総局審査委員会を経由して全国審査委員会に提出しなければならない。

認定証の交付

第10条

前条の規定により公認審査員となるべき者の認定を受けた者について認定証を交付する。

名簿への登録及び備付

第11条

  1. 公認審査員となるべき者の認定を受けた者については、公認審査員名簿に登載する。
  2. 総局及び支局は、管轄内の全審査員の名簿を備え付けなければならない。

資格認定講習

第12条

  1. 公認審査員となるべき者の認定を受けようとする者は、資格認定のための講習及び研修を受けなければならない。
  2. 現役引退時にSA級であった者は、その分野での認定講習及び研修を免除する。
  3. 前項に規定する者が、当該分野以外の資格を取得しようとするときは、総局規定の定めるところにより総局主催の競技会において4回以上の研修を受けなければならない。
  4. 講習及び研修の方法並びに講習料その他講習、研修の実施に必要な事項については、別に定める。

資格認定の分野

第13条

  1. 公認となるべき者の認定は、スタンダード及びラテンアメリカンの種目別に行う。
  2. スタンダードまたはラテンアメリカンの一分野のみを有する公認で、審査経験を5年以上有する者は、別に定める研修を受けることにより、他の分野の公認審査員として認定を受けることができる。
  3. 前項の認定は、総局及び全国審査委員会の承認を得て、資格審議委員会が行う。

審査員の昇格

第14条

B級及びC級公認審査員在任中の成績が優良で、その級の審査業務を5年以上経験した者は、総局の定める研修を終了し、総局審査委員会の推薦を得ることにより、それぞれA級、B級に昇級することがある。

C級公認審査員の資格認定

第15条

  1. 連盟は、原則として毎年1回、C級公認審査員の資格の認定を行う。
  2. 前項の資格の認定に必要な業務は、資格審議委員会の議決を経て、全国審査委員会が行う。
  3. 全国審査委員会は、前項の業務の一部を総局または支局に委嘱することができる。

認定資格

第16条

C級公認審査員の資格認定講習及び研修を受けることができる者は、第一次採点管理者資格有する者で、次の各号の1に該当する者とする。

  1. アマC級公認審査員

    地域指導員1級を所持する正会員で、支局及び総局審査委員会の推薦を得た者

  2. プロC級公認審査員

    商業インストラクター3級以上の正会員で、登録選手として連盟又は総局が主催するもしくは公認する競技会に出場した経験のある者。

公示

第17条

C級公認審査員の認定の日時その他必要な事項は、3ヶ月前までに連盟機関誌ダンス・マイライフに公示する。

第3章 審査委員会の職責

審査員の指名

第18条

  1. 全日本級および国際級選手権の審査員は、全国審査委員会が指名真畑承認する。
  2. 総局が主催する競技会の審査員の指名は、各総局の審査委員会が行う。
  3. 支局が主催する競技会の審査員の指名は、支局審査委員会が行う。
  4. 審査員の選出にあたっては、公正・公平に行わなくてはならない。

審査員の派遣

第19条

  1. 全国審査委員会は、海外に派遣または他団体より依頼のあった時に、その審査委員を指名する。
  2. 総局は、他総局、又は管轄下の支局審査委員会、学連、社会人などより依頼のあった競技会に派遣する審査員を指名又は承認する。

第4章 審査員長

審査員の指名

第20条

  1. (審査員長の資格)

    連盟(総局を含む)が主催又は公認する競技会の審査員長は、A級公認審査員の中から、審査員長の資格を所持する者がこれにあたる。

  2. 連盟が認定する競技会の審査員長は、A級又はB級公認審査員の中から、総局審査委員会が推薦した者があたる。

審査員長の権限および義務

第21条

  1. 連盟が主催又は公認するすべての競技会に、審査員長を置かなくてはならない。
  2. 審査員長は、当該競技会のすべての競技の開始又は中断を指示することができる。
  3. 審査員長は、予選において同点が出たときは、決定戦を行うか又は通過者数を増減するかを決定することができる。
  4. 審査員長は、担当する競技会の順位が確定するまでは、審査員を解散させてはならない。
  5. 審査員長又は単独審査員となる者は「第二次採点管理者資格」を有していなくてはならない。

第5章 審査員の義務及び懲戒

審査の受諾

第22条

  1. 国際的競技会の審査を行う者は、あらかじめ全国審査委員会の承認を得なければならない。
  2. 公認審査員となるべきものは、海外より審査の依頼があった場合においても、全国審査委員会の承認がある前に受諾してはならない。

海外からの審査員の招聘

第23条

  1. 競技会を主催する者が、海外から競技会の審査員を招聘する時は、あらかじめ全国審査委員会の承認を得なければならない。
  2. 招聘を折衡する者は、主管する総局または主催者、審査委員会と充分に協議し、公正な選抜を旨としなければならない。
  3. 関係者は、折衡中の関係者の氏名を他に漏らしてはならない。

公認審査員の義務

第24条

  1. 公認審査員は公明・厳正に採点し、かつ、誤審のないように採点する義務を有する。
  2. 公認審査員は、連盟と利害相反する類似団体(及び機関)が開催するすべての競技会等において審査をしてはならない。
  3. 公認審査員となるべき者が、連盟が主催又は公認する以外の競技会の審査を行うときは、本人又は主催者からあらかじめ書面により審査委員会に届け出て、その承認を得なければならない。
  4. 公認審査員は、自己が担当する競技会の審査をすることを選手その他の者に知らせてはならない。
  5. 公認審査員は、自己が所属する支局及び総局以外から審査の依頼があった場合には、遅滞なく所属する審査委員会に報告しなければならない。

資格の停止等

第25条

公認審査員に、前3条に違反する行為があったときは、会長は懲戒規定にもとづき、その者の審査員資格を停止し、又は、降格もしくは名簿から削除をすることができる。

懲戒事由等

第26条

  1. 審査委員会は、公認審査員に次の各号に該当する行為が認められたときは、懲戒処分を行うことがある。
    1. 度重なるミス・ジャッジ。
    2. 審査中(フロアー上にて)他の審査員と無用の会話。
    3. 審査当日、他の審査員と出場選手についての批評
    4. 競技会場にて、出場選手と無用なコンタクト。
    5. 審査員に選手の選出依頼の行為。ホ、審査員に選手の選出依頼の行為。
    6. 金品の授受又は饗応、もしくはこれに準ずる行為。
  2. 前項の行為は、その依頼を受けた場合においても審査委員会に報告しなければならない。
  3. 前項の報告義務を怠った審査員についても同様に懲戒されることがある。
  4. 前3項に定めるほか、審査委員会の規定に従わず、又は審査員たる義務を怠った者についても懲戒処分の対象となることがある。

懲戒の種類等

第27条

  1. 懲戒の種類は、次のとおりとする。
    1. 注意
    2. 戒告
    3. 6ヶ月間の資格停止
    4. 1年間の資格停止
    5. 3年間の資格停止
    6. 無期限の資格停止
    7. 審査員名簿からの削除
  2. 前項第1号ないし第4号の懲戒処分については、各総局審査委員会に委嘱することができる。
  3. 懲戒処分を受けた者が、その懲戒に不服があるときは、資格審議委員会に再審査を求めることができる。
  4. 総局審査委員会が、第2項に基づき懲戒処分を行ったときは、全国審査委員会及び資格審議委員会に対し、その内容を報告しなければならない。

第6章 その他

休会および退会

第28条

  1. 休会中の会員は、その期間中及び復会後半年間は、審査員の登録を停止される。
  2. 規定に沿って退会した者が復帰を希望する時は、各支局、各総局、及び全国審査委員会の審議を経て、資格審議委員会と常務理事会の承認を得なければならないものとする。

定年

第29条

審査員長以外の審査員は、満70歳を迎えた年の12月31日をもって定年とする。

補則

第30条

この規定の施行に関し必要な事項は、別に定める。

附則

  1. 第30条の運用については、当分の間、常務理事会の定めるところによる。
  2. この規定は、平成12年4月6日から施行する。
  3. この規定は、平成14年4月1日から施行する。
  4. この規定は、平成20年6月17日から施行する。
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